箱の路地裏

ゲーム関係だったり日々思う事について

写真撮影とレタッチ、心から楽しんでる?

写真のレタッチってLightroomなどを使って自分の想うように彩色していく作業ですが、昨今の写真界隈を見ていると本当に自分がやりたい表現なのかなって疑問に思う事があります。

SNSにアップされている写真を見ると煌びやかな彩色をされた美しい写真の数々が画面いっぱいに埋め尽くされています。現実に存在する場所だけど、どこか現実離れした見る者の目を奪う写真が多くアップされています。どういった写真だと驚きと感動を与え、いいねがもらえるのか、それを根底にプロのフォトグラファーの言う通りのレタッチに明け暮れ、SNSにアップし承認欲求を満たす。

楽しいですかそれ?心から本当に。貴方は。

高価な一眼カメラを買ってポートレート撮るぞー、観光地の映え映えな写真を撮るぞー、Lightroomでごりっごりのレタッチをするぞー。最初はそう思っていても、実力の差を痛感し、一年もしない内にカメラは高価なオブジェに。最悪、売っちゃって「やっぱスマホでええわ。ワイには才能無かったんや…。」とカメラを買った事を後悔する人も大勢いたのではないでしょうか?

せっかくカメラを買ったのにいいねをもらえないからってカメラをやめちゃうのは本当にもったいないと思います。

他にも、何を撮ったらいいか分からないとか、持ち歩くのが面倒って思うならAPS-Cマイクロフォーサーズのカメラに買い替えても良いと思います。カメラって持ち歩いてナンボですから。

私は外出目的が撮影の時はSONYのα7IVに大三元レンズに望遠レンズ(フルサイズ、でかい、高い、奇麗)のフル装備ですが、それ以外の用事ならニコンのZ50にキットレンズ(APS-C、小さい、安い、まぁまぁ奇麗)を鞄に忍ばせています。なので何かピンと来る物があったらさっと鞄から出して撮るって感じです。撮ってる内に本当に自分が撮りたい物、撮ってて楽しい物が見つかると思います。

趣味って楽しいものですから。楽しんだもん勝ちです。